塩を食事以外にも活用!2
皆さん、こんにちは!
前回は、塩をうがいとお風呂に使ってみようという話でした。
今回も、食事以外の塩の使い方について紹介していきたいと思います。
年末の時期にやることといえば大掃除ですね・・。
でも、年賀状を書いたり、仕事を片付けたりと忙しい時期です。
効果的に塩を使って早く掃除を終わらせ、すっきり新年を迎えましょう!
・鍋の焦げ落としに
塩には研磨作用があります。
塩をつけてスポンジで焦げた部分を磨くと天然のクレンザーの働きで
きれいに落とすことができます。
アルミ鍋はOKですが、使っててはいけない鍋の素材もありますので確認しましょう。
また、コップの漂白にも使えます。
この時期は暖かいコーヒーや紅茶などを飲む機会が増えますね。
コップについた茶渋も、塩を使って磨けばきれいになります。
ひどい茶渋は完璧には落ちないかもしれませんが、塩は自然のものなので、漂白剤を使いたくないと考えている方には良いと思います。
赤ちゃんに使う食器などに使用しても安心です。
・まな板の除菌に
また板は毎回洗っていても、いつのまにか匂いがでてきたりしますね。
この匂いはタンパク質の汚れ残しから出ていることが多いです。
まな板の洗い方の基本は使った後すぐに、水と洗剤で洗うことです。
この時にお湯を使ってしまうと、肉や魚などのタンパク質が固まってしまうので逆効果です。
最初は必ず水で洗いましょう。
そんなまな板の匂いを消したいときは塩の消臭効果を利用します。
まな板に塩を振りかけてしばらく置いておき、その後こすりましょう。
・排水溝掃除に
排水溝掃除は汚く嫌な方が多いのではないでしょうか。
できることならあまり触らずに掃除をしたいですね。
塩水を排水溝に流し、少し放置しておくと消臭とぬめりが落ちます。
その後、それでも取れなかったところをさっとこすって終了です。
・床掃除に
床掃除の洗剤の代わりに塩を少し入れます。
2度拭きが必要ないので簡単に拭き掃除が終わります。
フローリングはもちろん、畳にも使用できます。
このように、塩は特にキッチン周辺の掃除に大活躍してくれます。
毎日使うところがきれいだと気持ち良いですね。
道具やシンクがピカピカしていると、お料理するのも楽しくなります!
また、大掃除用に特別な洗剤を購入することもないので、すぐに試すことができますね。
また、塩は風水の開運アイテムとして有名です。
余裕があったら盛り塩などにも挑戦してみてはいかかでしょうか。
掃除+風水で来年は良い年になりそうですね!
塩を食事以外にも活用!
皆さん、こんにちは!
塩は味付けや下ごしらえなどに使っていますが、食事以外でも様々な方法で活用できる!ということで面白い塩の利用方法についてです。
今回は、この寒い季節にぴったりの使い方を2つ紹介します。
・塩を使ってうがい
これからの季節は、インフルエンザや風邪が流行しますね。
また、仕事はもちろん、家族付き合いや忘年会などもあり、この時期は特に健康管理が大切です。
ところで、皆さんは風邪予防に何をされていますか?
うがいや手洗いは多くの方がしている方法だと思います。
うがいと手洗いは予防の基本であり、きちんと効果がある方法です。
うがいは口にあるウイルスなどを流すことができるからです。
また、うがいは水だけでも良いですが、うがい薬を使用したほうがより効果があります。
しかし、うがい薬の味が好きになれない、またうがい薬は独特な色をしているものが多いので服に飛び散ると困る、という方もいます。
そんな方におすすめなのが塩を使ったうがいです。
塩の持つ抗菌作用で風邪やインフルエンザのウイルスをやっつけるということですね。
また、塩の脱水作用も生かして、ウイルスを水分と一緒に体外に排出させます。
そして、塩うがいは風邪の予防以外にも口内炎や口臭予防にもなります。
・塩を入浴剤代わりに入れる
「塩風呂」という入浴法です。
これは、冷え症が改善するといわれる温め効果抜群の方法です!
やり方は浴槽のお湯に30g程度の塩を入れます。
塩風呂に使う塩は荒塩などの普段手に入りやすい種類でOKです。
今はドラックストアなどにもたくさんの塩が入った入浴剤がありますね。
それらを利用してもよいのですが、毎日続けるのにのは少し割高です。
その点、荒塩は1㎏300円位から買えるので1回分10円以下になります。
塩風呂だと入浴剤と比べてもとても安いので毎日続けることができますね。
このような塩分が含まれているお湯のことは食塩泉と呼ばれており、有名な温泉地でも多いお湯の種類です。
塩分が肌にコーティングされるため水の蒸発を防ぎ、保湿効果があり、湯冷めしにくいといわれています。
ただし・・浴槽の種類によっては浴槽をを痛めてしまう場合がありますので、自宅のお風呂は大丈夫か確認してから始めてくださいね!
このように、塩の特徴を生かすと口に入れるだけのものではなく、生活にも役に立ちます。
今回は塩うがいと塩風呂でしたが、また塩の特徴を生かした使い方を紹介していきたいと思います!
塩分量は1日単位で考える!
皆さん、こんにちは!
今まで塩分の多い食品や調味料などいくつか紹介しましたが、取り入れられるものはありましたか?
男性の塩分目標量である1日8gに抑えるとなると、1食の塩分量はおよそ2.7gになります。
そうすると、塩分の多い麺類などは食べられないし、友達との外食にも行けない・・なんてことになりますよね。
1食にすると塩分量は確かに2~3gですが、3食均等に分けようとすると料理作りが大変になっていきます。
塩分控えめの食事を続けるには、塩分量を1日単位で考えることが大切です。
1食を塩分が少ない食事にできたら、他の2食の食事の幅も広がりますよね?
1日の塩分量は同じでもメリハリをつけることで、3食薄味の食事を食べるよりも、満足できるようになるのです。
そこで今回は、特に塩分が低い料理を紹介していきたいと思います。
・朝食にはグラノーラがおすすめ!
和食は塩分多めだということは何度かお話ししました。
昼食や夕食に塩分を控えるなら良いですが、焼き魚、味噌汁、漬物など和食のオンパレードには注意です。
朝食でのおすすめはグラノーラです。最近、健康ブームもあって売り上げが伸びていますね。
実はグラノーラには塩分が少なく、牛乳をかけて食べてもも0.4g程です。
朝食の塩分を0.4gにできたら、残りの2食で塩分が3.8gずつの食事ができる・・と
いうようにゲーム感覚で塩分の計算ができるようになったら楽しいですね!
ちなみにグラノーラと似ているコーンフレークも塩分少ないんじゃないか?と思われるかもしれませんが、コーンフレークは意外と塩分高めです。
・昼食や夕食には塩分0の料理を作る
さつま芋やかぼちゃなどの煮物は水と砂糖だけでゆでれば、調理料の塩分はありません。(ただし、食材そのものにナトリウムが含まれていることがあります)
これらの煮物は塩分がほぼないので、たくさん食べても心配ありません。
煮物といえば醤油を加えたくなってしまいますが、新鮮な野菜なら醤油なしでも十分おいしくなりますよ!
また、これからの季節におすすめなのがホイル焼きです。
きのこやねぎなどの旨味が出る野菜と、肉または魚をいれて蒸すだけです。
レモンを絞って食べれば、このような料理も塩分がほぼありません。
塩分を控えた料理を食べたいときは、できるだけシンプルに野菜のうまみを生かした料理にするとおいしく仕上がります。
このように、塩分は1日の合計量を考えて3食のバランスを調整すると、続けやすくなります。
年末年始の減塩のポイント!
皆さん、こんにちは!
寒くなってきて、一年も終わり近くなってきましたね!
年末年始は家族や親戚と会う機会も多くご馳走を食べることが多いです。
年末にはそば、お正月にはおせちやお雑煮など・・。
そこで、これから迎える年末年始に向けて塩分控えめの食事のポイントをお話ししていきます。
・年越しそばはざるそばで!
かけそばとざるそばがありますが、皆さんのご家庭では年越しそばでどちらを食べていますか?
実は、かけそばがつゆ込みで5g程、ざるそばはつゆ込みで4.5g程とざるそばの方が塩分が少なくなります。
つゆに沈んでいる麺より、さっとつゆにつけて食べる麺の方がつゆに付いている量が少なくなるからですね!
これは、うどんでもラーメンでも同じなので迷ったときに参考にしましょう。
でも、ざるそばを選んでも、つゆを全て飲み干してしまったら意味がありません。
先ほど書いたように、つゆまで完食すると4.5gの塩分があります。
それだけで、1日の塩分の半分以上摂ってしまうことになります。
ざるそばを食べた後のそばつゆは我慢するか、少しだけにしましょう。
また、そば自体にも塩分が含まれていますので食べすぎには要注意です。
・おせち料理は塩分がたくさん!
おせち料理は味の濃いおかずが多いですよね。
大体一人前とされる量でかまぼこが約1g、昆布巻きが約1.6g、数の子に約1.6gの塩分が含まれています。
このように、おせちをつまむだけでも結構な塩分量になってしまいます。
もともとおせち料理は正月の間、主婦が食事つくりに追われることなく、ゆっくりできるように作られた料理なので 長持ちすることが前提で作られています。
そうすると、当然ながら塩分も多くなりますよね。
また、かまぼこや黒豆などあまり塩辛さを感じない料理にも塩分が多く使われていることも多いです。
ぱくぱく食べてしまいがちなので気をつけましょう。
今は、おせち料理でも塩分控えめのかまぼこなどたくさん販売しています。
そういったものを上手に選ぶことも良いですね。
・お雑煮は味付けを工夫しよう!
多くのご家庭でお正月にはお雑煮を食べますよね。
おせち料理を作らなくても、お雑煮だけは必ず作る方も多いでしょう。
お正月には欠かせないお雑煮も塩分が多めです。
お雑煮は日本全国の食文化ですが、各地によって味付けもお雑煮に乗せる具材も様々です。
醤油ベースのお雑煮より白みそやすまし汁のお雑煮の方が塩分が控えめです。
毎年醤油をたくさん使ったお雑煮を作っている方は味付けを変えてみてはどうでしょうか。
年末年始を楽しみながら、上手に減塩できるとよいですね!
塩分目標量は誰が決めているの?
皆さん、こんにちは!
新しい減塩方法、乳和食とは?
皆さん、こんにちは!
今日は、最近話題になっている新しい減塩の方法を紹介したいと思います。
それは、和食にあるものを加えるという方法です。
和食はとても栄養バランスが良い食事です。
野菜や魚介類を食べることで脂質は少ないのに食物繊維をたくさん摂ることができます。
世界でも、「和食はおいしく健康的」とブームになり、和食レストランなどは年々増え、健康志向の方に取り入れられてきています。
確かに、アメリカなどの食事は一般的に脂質が多いものが多く、肥満になりやすいですよね。
ハリウッドスターにも和食が好きと公言している方が多く、ますます和食の素晴らしさが広まっていきそうですね!
そんな和食ですが・・、「塩分」と「カルシウム」が不足しがちだという欠点があります。
もし、カルシウムを補いつつ、塩分摂取量も減らせるような食材で減塩ができたら、和食はより完璧な食事になります!
その方法が「乳和食」と呼ばれるものになります。
牛乳+和食で「乳和食」です。
これは、料理研究家で管理栄養士の方が長年研究をして発表をしたものです。
なんか味が想像できない・・・という方も多いと思いますので、いくつかレシピを紹介します。
・牛乳入り味噌汁
味噌などの量を減らし、その分牛乳を加えます。
ちょうどいい量を入れると牛乳の味はほとんど残らずに美味しくいただけます。
・牛乳入り煮魚
牛乳は食材の生臭さを取る効果があるので、サバなどの青魚は特におすすめです。
身もおいしくなるので挑戦してみてはいかかでしょう。
・さつまいものミルク煮
これからの寒い時期に美味しそうですね。
これは醤油を減らして牛乳を加えます。
優しい味で子供から大人まで食べやすいと思います。
このようにポイントは牛乳をたくさん入れるのではなく、調味料を少し減らしその分入れるということです。
牛乳には味をまろやかにしたり、旨味を増やす効果があります。
手間もほとんど変わらないため、簡単においしく減塩することができます。
その上、不足しがちな栄養素を補うこともできるなんて一石二鳥ですね!
注意点としては、牛乳を加熱しすぎると分離してしまうので火加減に気を付けること、
また、低脂肪や成分調整牛乳ではなく、「牛乳」と書かれているものを使用することです。
今回は、和食が好き、でも減塩はしたいと考えている方におすすめの減塩方法を紹介しました。
乳和食に限らず、どんどん様々な減塩方法が増えてきています。
自分でもできそうだなと思ったら、新しい減塩方法を試してみてはどうでしょうか。
塩を控えてやせる?
皆さん、こんにちは!
毎回、塩についてお話していますが、今回はダイエットに関する話をしたいと思います。もちろん、塩と関係があるダイエット方法ですよ!
皆さんは、塩抜きダイエットをご存知ですか?
ダイエットや美容に関心がある方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。
これは、塩抜きという名前の通り、食事や飲み物からの塩分をできる限り減らすというダイエット方法です。
塩抜きダイエットは初め、肥満の方向けではありませんでした。
塩分制限の厳しい食事は、本来は心臓病や腎臓病の方の食事です。
人間は、塩分を摂りすぎるとのどが渇き、水分を多く取りたくなります。
多く取った余分な水分が排出されずに体にたまったら、むくみとなって現れますよね。
塩抜きを行い、余分な水分を摂らないことで、むくみを解消してすっきりさせようという考えのダイエットです。
特に、むくみやすい方には短期間で効果が出やすいです。
しかし、「むくみが解消してもやせるわけではないじゃない!」と考える方もいるでしょう。
むくみをすっきりさせると、血液の循環も良くなり、リンパなどの流れも良くなります。
つまり、代謝の良いからだになれるということです。
代謝の良いからだ作りはダイエットにはとても大切なので塩抜きダイエットは一石二鳥です!
〇 ダイエットの期間
3日ほど塩分を控えた食事をします。
食事はもちろん、おやつなどでも意外と塩分を摂っている方は多いです。
塩分表示を確認しながらできる限り塩分を摂りません。
〇ポイント
まずは塩、醤油などの塩分の多い食品をできる限り控えます。
和食は醤油、味噌など塩分が高い調味料を使うことが多いので、洋食を多くした方が楽に続けられます。
そして、「カリウム」を含む食材をたくさん食べます。
以前紹介した「カリウム」によるむくみ排出の効果で、ダイエット効果がアップするのです。
生野菜や生果物などに多く含まれていますので、野菜サラダなどを食べると良いですね。
ただし、サラダにかけるドレッシングやマヨネーズには塩分が含まれていますので、この期間は調味料を我慢しましょう。
また、代謝が良くなるように水分を良く摂ることを心がけましょう。
塩抜きダイエットは塩分に注意するだけで、ご飯やおかずの量は好きなだけ食べても良いので、空腹にはならないです。
しかし・・、塩抜きダイエットを行うには注意が必要です。
3日間が塩抜きダイエットの期間ですが、体調を見ながら行い、もし具合が悪くなったらすぐに中止しましょう。
気軽にチャレンジしたいという方は1日1食を塩分なしの食事にしてみましょう!
それだと、塩分不足になることはまずありませんので、体に負担をかけずにできます。