管理栄養士の塩分に関する様々なお話

管理栄養士の立場から、食事にまつわる塩分の様々なお話をします。

外食やお惣菜を買う時のポイント

皆さん、こんにちは!

お正月も終わり、通常の生活に戻っている方がほとんどですね。

しかし、私を含めてまだ休みボケで本調子が出ない方も多いと思います笑

食事はほぼ毎日3食作っていますが、この時期はなんだか疲れてお惣菜や外食をしたくなってしまいます。

 そこで、今回は塩分控えめの外食やお惣菜の選び方を伝授しようと思います!

 

外食やお惣菜は塩分が高いものが多いので選び方に工夫が必要です。

 

・外食のときは定食ものを選ぶ

丼ものやカレーライスなど1品料理はどのくらい量を食べているのか把握しにくく

、また全部が同じ味になっていますよね。(当たり前ですが・・・)

知らず知らずのうちに塩分がオーバーしてしまいやすいです。

その点、定食ものだと1品料理とは違い、おかずが数種類に増えます。

和定食の場合、ご飯、味噌汁、メインの魚や漬物、煮物や和え物などが一般的でしょうか。

洋食を選んだ場合でもご飯やパンの他にメイン、サラダ、スープなど数種類が出てきますよね。

このような食事を選ぶと塩分の多いおかずを控えたりと自分で簡単に調整ができます。

 

また、お浸しや焼き魚などには醤油がついていて自分で好きな分をかけられるというスタイルが多いです。

ハンバーグソースなども卓上にある場合が多いです。

そのまま何もかけずに食べれば減塩につながりますし、無駄にかけることがないので良いですね。

このように、外食でも自分の選び方次第では塩分取りすぎは防げます。

 

定食のような外食が理想的だけど、時間がなくてファーストフードや牛丼屋しか行けない!といった場合もあるかと思います。

そういう時は自分の食べる量よりやや少なめに注文し、サラダなどの野菜料理を1品増やしましょう。

生野菜に含まれるカリウムの塩分排出効果も期待できます!

 

 

・お惣菜は買ってから一工夫

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お惣菜は味付け済みなので調整できない・・と思われる方も多いと思いますが、裏技があります!

自分が食べる量より、量が少なめのものを買って一工夫するのです。

自宅にある、玉ねぎや人参などの野菜を加えることです。

くせのない野菜を使用すると和食の肉じゃがなどのお惣菜はもちろん、酢豚などの中華にもOKです。

減塩効果はもちろん、かさも増えるので節約にもつながりますよ!

 

以上、塩分を気にする方の外食とお惣菜を買う時のポイントでした!

疲れた時、忙しい時に外食やお惣菜は確かに便利です。

何も考えずに好きなものだけ食べないよう少しだけ工夫して食事をしましょう。